船舶サッシ製造事業
企画・開発・製造すべてにおいて、画期的ともいえる独自性を発揮してきました。国内初のボルトレス接着工法や一体型サッシの開発により、船形美に新たな可能性を加えました。船の1パーツであった窓がブリッジ本体を構成する骨材まで進化するという、在来工法の常識を大き覆すOKURAの発想を実現。新たな分野を生み出しています。
船体と窓のベストマッチング
なぜ“ベスト”と言い切れるのでしょうか。それは企画・デザイン・設計・施工に至るまで、船舶サッシのすべてにかかわる技術力・開発力を大倉が独自に構築してきたからです。船舶のあらゆる窓に対して、ベストといえるものをお届けできる自信。大倉の実績がそれを物語っています。
高品質・高技術
主に製造においてはすべて一貫した内作方式を取り入れています。工程管理・納期管理・品質管理が徹底して行われるほか、安全性の向上と効率化が図られています。船体一つ一つに細かく対応できる内作方式によって、プランの段階から製造まで、さらにはアフターメンテナンスまで広くカバーするものです。
オリジナル接着剤「SHIP-H1」の開発
国内初ともいえるボルトを使わないボルトレス接着剤「SHIP-H1」の独自開発は、船体の主要ツールである窓のデザインから船形美に大きな影響をあたえ、格段の進化と可能性を導き出しました。
サッシの可能性を追求し、独自の製品開発を目指す設計プロセス
クライアントのニーズを細部まで理解し、徹底してお応えする。そこには大倉の個性と独自性が生まれてきます。そのカギを握るのが設計のプロセスだといえるでしょう。可能な限りクライアントとのプラン作成段階から参加し、それを踏まえたサッシ部門におけるベースプランを作成します。ディスカッション・シミュレーションを繰り返す中で、確たる実施設計を自身をもってご提案。ここからオリジナルの発想に基づいた窓の新製品が次々と生み出されています。