OHCヒートガラスは、大倉独自のノウハウと技術力を基盤に製品化したものです。
金属膜コーティングタイプのため、透明のままで導電性を持たせ、
通電・発熱させる事でガラスの曇りや氷結を防止する視界確保の安全ガラスです。
OHCヒートガラスの用途は、船舶・車輛などの視界確保に適しています。
また、寒冷地での融雪道路標識などにもご使用いただけます。
全てのオーダー対応につき、最大W3,200mm/H1,500mmまで製作が可能です。
■出力電力容量 AC100V時/2.0KW(20A MAX) AC220V時/4.4KW(20A MAX)
■推奨使用温度範囲/0℃〜50℃ ■最大製作寸法/(MAX)W3,200mm×H1,500mm
ガラス表面に金属膜を蒸着させ、通電することにより、ガラスを加熱させ曇りを除去します。
ISO3434に準ずる、各航海領域を網羅していますので、沿海から寒冷地において視界を確保できます。
- ◆ ゼロクロス回路を搭載していますので、ノイズの発生がありません。
- ◆ 温度設定と出力電力、ソフトスタート時間、PIDゲインの調節ができます。
- ◆ 温度センサー断線時などの緊急用の場合にバイメタルを使用することができます。
- ◆ 使用温度センサーはPt50Ωの測温抵抗体を使用します。
- ◆ 作動表示灯を可変できるディマー機能があります。
- ◆ 硝子の表面温度を標準設定温度25℃で一定管理
(±1℃のディファレンシャルでON/OFF制御) - ◆ EMC(電磁両立性)対策が施されています。
- ◆ 出力電力が調整可能。(0%〜100%)
- ◆ 表示器はLCDにより、現在温度・設定湿度・電力・センサー種類を表示。
- ◆ 警報表示機能は使用中、センサーが断線すると電力を遮断し、
また、ヒーター運転中、温度が上昇しない場合は運転ランプが断続点灯します。 - ◆ 保護構造はIP65